2016年広島平和巡礼

 

2016年平和旬間の85日(金)、広島平和巡礼へ岡山教会からウイル神父、リカルド神父と信徒9名、玉野教会からの6名を合わせ17名、貸し切りバスで参加しました。

参加者の感想です。

 

5年前岡山教会へ転入し、初めて広島平和巡礼へ参加しました。平和行進は羊の群れのように感じましたが、暑かったことが印象に残ります。カテドラルへ到着した時、冷たい水で出迎えていただいたこと、ミサでは日本中から司教様はじめ信者の方が集まり、韓国からも巡礼に来られていたことに感動いたしました」。

 

「常日頃から平和のために行動を起こすこと、集い、共に祈り、そして続けること。この第一歩がとても大切なことだと思います。来年も行けるよう祈ります」。

 

「今年は全体的に参加者が少なく感じました。昨年の他宗教の祈りの集いのような長崎・沖縄に繋げる追悼の祈りを岡山教会でも共同祈願に入れ、皆様へ意識をアピールしては、と思いました」。

 

「シンポジウム『戦後100年に向けて、わたしたち若者はどのように平和を実現していくか』、の中学生から大学生までのパネリストの平和への実現の思いを聞きました。最後に松浦悟郎司教様がまとめに皆の共通の思い、『繋がり』ということを言われました。国籍は違っても諸外国の人と交流し話したことがある、知っている、繋がっている、というだけで国を超えて諸問題を自分のこととして考えられる。これが日常での平和への第一歩だと思います」。

「『若者シンポジウム第2部』に参加しました。中学生、高校生、教師、大人の信者さんと、それぞれの立場は違っても、平和学習を通じて見えてきたものを大切にし、平和への種をまくのが私たちの役割ではないか。心の底から分かることと、人に対する優しさが大事。学ぶ平和から作る平和への促し・・・と、新たな若い芽が育ちつつあることが感じられました」。

「政情の極右化で半暴力的な右翼団体の活動が顕著になっています。平和公園の橋の一部を独占し、私たちの平和行進経路を変えさせ、近づいた時には罵声を浴びせてきました。敵をもお大切にせよ。正義と平和行動は忍と不屈の魂です」。

「平和行事に参加出来、改めて平和のために祈ることを大切にしたいと思いました。シンポジウムで発表された若い高校生、大学生の方達の力強い取り組みや、分科会でのシスターの広島被爆証言をお聞きし、感動の一日でした」。

「昨年平和行事に参加して沖縄・高江、辺野古米軍基地の現状を聞いた。自然が破壊され、戦争に繋がっていく場所であることを知りました。教会でもその村の映画『標的の村』が上映され、知らなかったことを学ぶことが多かったです。今年は8月の平和行事を前に、7月に原発事故に伴う環境、復興の様子を知る機会になればと思い、教会から福島と宮城の被災地を訪ねました。その上で、分科会、福島の現状『かけがえのない大切ないのち』を聞きました。元に戻るまで何年後になるか分からない避難所の方々の現状をお聞きし、原発の廃止を求めて平和な暮らしが来ることを祈りました」。

 

「暑い中参加をどうしようかと迷っていたところ『行こうよ!』と背中を押してくださる友人の勢いに押されて、広島平和巡礼に行くことに決心しました。今年は先日オバマ大統領の広島訪問がありましたが、あの時オバマ大統領にハグされた方は私の友人のご主人さまでした。奥様はカトリックの信者さんです。『神様のお導きがありました』とお聞きしていたので、平和祈願ミサに共にあずかることに喜びを抱いての参加となりました」。

 

 バス巡礼以外にも、地区からは沢山参加されています。